奈良県内で、行こうと思っていたお店がなくなっていて(涙)、
車でフラフラ走っていたところ、當麻寺(たいまでら)で有名な葛城市にたどりつきました。
(お寺の拝観時間も終わっていた…。)
「はしもと商店 味のかけ橋」さん。
看板には、「ねり天」の大きな文字も!
ねり天屋さんがやっていらっしゃるおそば屋さんなのかしら??
そもそも、「瓦そば」ってなんだろう??
明るい店内のおそば屋さん。
「瓦そばとねり天のセット」2人前を注文すると、
「お2人分一緒の瓦の上にお持ちしますが、よろしいですか~」と。
2人一緒の「瓦」??
よくわからないけど、2人分一緒になっていると、私がモタモタ食べているうちに、
ぴょんさんに食べられちゃうわね~なんて思ってしまいました
(↑食い意地がはっている…)
メニューを見ていたら、「瓦そば」というのは、山口県下関市の郷土料理とのこと。
西南戦争のときに、薩摩軍兵士が、瓦を使って野草・肉などを焼いて食べていた、
というのを参考に作ったそう。
さらに、メニューを見ていたら、下関のねり天屋さんのお嬢さんが、
この地(奈良)にお嫁に来て、「美味しい下関の味を奈良のみなさんに伝えたい」、
ということで、このお店を開いたそうです。
なるほど~、そういうことだったのか~。
「味のかけ橋」という店名は、ここからきたんですね!
待っている間、ねり天のショーケースを見に行ったりしてみました。
注文すれば、揚げたてをお持ち帰りできるそう。
當麻のご当地バーガーなんていうのも、作っていらっしゃるのね~。
どんなお味なんでしょう??
まず、揚げたての、「ねり天」が登場!!
ごぼう、枝豆など。これが、ホント美味しかった~
揚げ物は、揚げたてが1番だわ~。「やけどに注意!!」でした。
帰りに、お持ち帰り用を購入することに決定!
そして、メインの「瓦そば」登場!
か、瓦だ~。瓦の上に、おそばがのっているよ~!ちょっと興奮しちゃいました。
頂上の、大根おろしとレモンをつゆに入れ、
あとは、普通におそばを食べるように、つゆにつけていただきます。
(つゆは、普通の「そばつゆ」だったような。)
甘辛牛肉と錦糸卵+茶そば。
具も、おそばと一緒に、いただきます。
初めてのお味でした!よくわからないけど、なんか美味しい~
おそばは、瓦に面している部分はパリパリになっていて、
「かたやきそば」のようでもあり、上の部分は、「普通のおそば」のようであり、
具がボリュームあって、「普通の焼きそば」のようでもあり。
つゆは、レモンの酸味もきいているし、大根おろしでさっぱりしているし。
瓦は熱々なので、ジンギスカンをしているような、石焼ビビンパブを食べているような、
そんな感覚にもなり。(↑料理的には全然違うけど。)
この初めての食感・味ともに、不思議なんだけど、美味しい!
瓦がゆる~いU字型(←の逆)になっているので、牛肉と卵がボロボロこぼれてしまう!!
こぼさないように食べるのは、苦労しました~
完食後の、「瓦」は、こんな感じに。
「瓦」、いい仕事しました! いい「艶」でていますね
本場・下関に食べに行ってみたい!ですが、なかなか行く機会も無いので、
また、こちらのお店に来ることにします
(當麻寺にも行ってみたいし♪)
お持ち帰りの「ねり天」も注文し、車の中であっというまにいただいちゃいました!
ごちそうさまでした